六月句会の一句(うめしん句会)

6月の句会に備えて句材探しの旅を6月3日神戸布引ハーブ園をメインに北野異人館街を巡るコースで行いました。前夜は空梅雨を解消する大雨でしたが、朝には小降りになり、集合するころには止んでおりました。神戸布引ハーブ園は六甲山の中腹にあり、流れる雲のなかを山頂駅までロープウェイで上がっていくことになりました。山の緑が雨に濡れてしっとりと趣きがあり、またハーブ園からみる神戸の街や港は、流れる雲が濃淡をつけながら霧状になって刻々と変化してゆき、幽玄の世界にいる感じのひと時でした。

1関西俳句

そのあと、布引の滝で涼を入れ、北野異人館街を経て、神戸の繁華街にある土佐料理の店に落ち着きました。

俳句3

6月の俳句会は、その1週間後の6月9日に何時ものフェニックスタワーで開きました。ご鑑賞ください。

                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                       

紫陽花や明治の女性の艶やかさ    森  茂生

若葉風揺れのほどよきロープウェー  横田  侃

湯上りの鏡に映す初浴衣       吉田 慶三

天井の緑滴る欅道          渡辺  恬

バラ園の匂ひカメラにおさめけり   石澤 貞男

夏霧やみなとの景色七変化      井上 知登

夏霧に見え隠れせし神戸港      大屋真理子

花菖蒲鎧兜に誉れ添え        尾上 俊平

夏霧や山蒼くして海の如       勝浦かよ子

北野坂白き着物に日傘差し      菅   治

紫陽花や彩り変へて雨を待つ     高田 信義

新緑の木陰で淹れるハーブティー   竹之下晴美

腕組めば緑さしくる遊歩道      津田 良夫

薔薇園で出逢ふ花びら敷かれをり   虎井 勝義

明日香村棚田を守る村の汗      西岡 重毅

梅雨晴間ゲートボールの風朗ら    二反田昌雄

雨あがり見上げた空にさくらんぼ   藤井 桂子

滝の音木立すり抜け涼運ぶ      水川 秀樹

 

さて、皆さん。どなたの句が気に入りましたか。ご感想をお聞かせください。

関西同友会 井上知登

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