神戸ゆかりの美術館で!!

 わたせせいぞう1神戸市にはRIC(六甲アイランドシティ)と名付けられた近代的な街がある、昭和47年に着工した人工島である、島が出来あがり昭和63年に最初の街に入居が始まった。P&Gの本社、モロゾフ本社、カナディアンスクール、公園、ジョギングルートなどがあり居住者の3割程度が外国人とのこと、小磯美術館、ファッション美術館と併せこの島に美術館が3つもあり、アメリカの街を彷彿とさせる雰囲気を持っている。

この絵は、この展覧会の為に書き下ろされRICのタウン紙に報ぜられたものである。ある会合でタウン紙を見せると、女性の殆どが渡瀬君の絵を知っていて、一刻彼の絵の話に花が咲いたのには驚いた。「見に行ってネ!」「一緒に行こうよ」などとの会話も弾んでいた。いつ見ても彼の絵はホンワカとして気持ちを和らげてくれ、ギスギスした今の世には欠かせない雰囲気を持った絵である。1月11日迄展示されているので是非癒されに行かれることをお勧めする。

ファッション美術館

ファッション美術館

私が観に行った日は月曜の2時頃、第一印象はパラパラ、入りが悪いな~の感じがしたが、120程の作品の展示に、それでも20人余りが鑑賞していた、大きい美術館だからだろう。現場写真を撮りたかったが、神戸市や神戸新聞の堅物たちが著作権云々だろう、許可してくれなかった。館内で配られた解説書の絵をスキャンして雰囲気のお裾分けをします、味わってください。わたせせいぞう3

島への往復は六甲ライナーと云う無人運転のモノレールだ、沿線の家の中が見えるところに来ると、自動的にガラスが曇り見えなくなる。この電車の開発は神鋼電機、豊橋工場物件調査のついでに沖縄博用の試作車を見せてもらうことにしていたが残念ながら故障していた。その前の試験車は、城山カントリークラブに導入されて実用されていてゴルフよりこれに乗るのが楽しみだったが、開発には人・物・金・情報・研究・時間の経営資源が随分懸ったことだろう。10月並の温度のポカポカ陽気、昨年ホテルシェラトンをホテルニュー淡路が買収し掘削した2500円の温泉にも想い出にも浸った満足の半日だった。                   (関西同友会 川岸泰典)

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