宇治川沿いの世界遺産を訪ねて

関西同友会ハイキングクラブは春秋2回開催しており、今回は通算16回目となります。
11月19日(金)に「宇治川に沿って天ケ瀬へ、「源氏物語」の舞台と世界遺産を歩く」コースを設定しました。世界遺産である宇治上神社(本殿)、鳳凰堂で有名な平等院を宇治川沿いに巡り、紅葉も愛でながら大いに楽しみました。
主なスポットをルート順にご紹介します。

コース : 京阪電鉄・三室戸駅→三室戸寺→宇治上神社→宇治神社→天ケ瀬橋
→中の島(昼食)→平等院→橘姫神社→彼方神社→京阪宇治駅

(1)三室戸寺を経て宇治上神社

当日は前夜の雨も上がり、好天に恵まれて18名が参加しました。
午前10時に三室戸駅に集合し、紅葉をはじめアジサイなど花の寺としても有名な三室戸寺を経て宇治上神社をめざします。
途中には源氏物語・宇治十帖の古跡が数多く残されており、歴史ロマンを感じる散策コースです。

(2)世界遺産の宇治上神社と宇治神社
三室戸寺からさわらびの道を通り、約20分程歩くと宇治上神社に到着します。平安末期の建築(神社としては最古)で平等院の鎮守社として長く崇拝されており、あまり知られていませんが世界遺産に登録されています。鳥居と世界遺産の本殿前のスナップです。

 

 

 

 

 

(3)宇治神社と宇治十帖のモニュメント
宇治上神社に隣接し、学問の神様を祀る宇治神社と宇治川沿いのモニュメントです。背景に朱色の朝霧橋が見えて、その対岸には平等院がある綺麗な風景でした。

 

 

 

 

 

(4)天ケ瀬ダム

宇治川を緩やかに上り、白虹橋に着くと天ケ瀬ダムが臨めますが、残念ながら改修工事中でした。淀川に建設された唯一のダムで、形成された人造湖は鳳凰湖と命名され、紅葉とともにとても趣がありました。昼食場所の中之島に向かう途中、天ケ瀬吊り橋にて渓谷美を楽しみ、いよいよ鳳凰堂をめざします。

(5)天ケ瀬吊り橋と平等院鳳凰堂

 

 

 

 

 

藤原氏の栄華を今に伝える、中島に浮かぶ美しい姿の鳳凰堂を眺めると、平安時代にタイムスリップしたように感じました。堂内の阿弥陀仏(国宝)、ミュージアムを拝観し、参加者の皆様には大変喜んで頂けたものと思います。最後に、京橋駅での反省会はいつもどおり大いに盛り上がりました。来年度からあいおい同友会の同好会として、さらに多くの皆様が参加され、楽しんで頂けるよう努めたいと考えていますので何卒宜しくお願いいたします。

(田中 康正 記)

 

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