第34回散策会(水道歴史館・湯島聖堂・神田明神の散策)

連日の猛暑のうち特に厳重警戒情報が発令されている7月25日(土)、暑さをものともしない強者18人が、水道橋駅に集合しました。

猛暑のため屋内散策を中心としましたが、駅から最初の目的地・東京水道歴史館まではきつい忠弥坂(丸橋忠弥の道場があったと言われている)を登り約15分で到着。館内は江戸時代の上水道の歴史や模型が展示され、当時世界でも有数な百万都市・江戸が整備された上水網を持っていたことがよく分かった。折から夏休みに入った小学生の団体にまじり屋外を含め古い配水樋などを約2時間にわたり見学した。

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次は炎天の本郷通りを湯島聖堂まで歩く。湯島聖堂は元禄3年(1690年)に創建され、後に徳川幕府の学問所として名高い昌平坂学問所(通称昌平校)となり、明治期の東京師範学校になっていったところです。園内は孔子像や講堂があり、炎天にもかかわらず太極拳の演技が行われていました。

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湯島聖堂から直ぐ近くが、江戸の名高い神社・神田明神です。神田明神社は江戸有数の神社で、いろいろな物語にも登場しています。本郷の台地の外れにあり、昔は江戸の市中が良く見渡せたのではと思われます。

炎天下落伍者もなく、最後の神田明神男坂の急階段を下り、一路秋葉原へ。雑踏をくぐり抜け懇親会の場所「三蔵」までたどり着きました。喉の渇きを冷たいビールで癒しながら、いろいろな話で盛り上がり、まだ日が暮れない秋葉原の駅前で解散となりました。

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次回は9月26日(土)横浜・根岸自然公園を予定していますので、参加を希望される方は事務局までお問い合わせください。

蓮尾碩才記

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