今年の夏は久々に新企画「積丹半島日帰りバスツアー」を打ち出すことにした。参加者7名、8月20日(土)札幌駅前8:00出発。
さて肝心のお天気はというと、“梅雨と台風がない!”のが売り文句の北海道だが、なんと十数年ぶりに生きのいい台風がやって来るとの予報。それにも関わらずバスは満席状態。(ニーハオ、アニハセヨと国際色豊か)さて、今回の真の狙いは、呑兵衛こと今井幹事の発案で、その実「日本酒・洋酒試飲ツアー」となった。行程は《小樽・田中酒造亀甲蔵→ニッカウヰスキー余市蒸留所→島武意海岸(うに丼&浜鍋の昼食)→神威岬》
![朝から一杯気分](https://www.douyukai.jp/wp-content/uploads/2016/09/c31e3e1d5983874c6bc9de424566523b.jpg)
朝から一杯気分
北海道の酒造りは小樽から始まり、田中酒造は明治32年創業、地酒「寶川」(たからがわ)を守り続けているとか。造り酒屋が蔵出しする以外に飲むことができない「しぼりたて生原酒」をありがたくおちょこで戴く。(何杯もおかわりをしていたのは野沢さんだったか)
![本場のモルトはいいね~](https://www.douyukai.jp/wp-content/uploads/2016/09/884fbcc724a3cc3bad5363af633a960d-e1473210420598.jpg)
本場のモルトはいいね~
続いて、小樽の隣町余市へ到着。余市蒸留所は、1934年創業者・竹鶴政孝により設立されたニッカウヰスキーの聖地。(余市がスコットランドに似た理想の風土だとか)、NHKの朝ドラ「マッサン」で国内外に広く知られ、今もって多くの観光客が訪れている。だが、ご一同様の足は早くも無料試飲会場へと急ぐ。途中、一本数万円もする高級モルト「余市」を堪能していたのは山本、今井、滝口さん。(もちろん一口500円のグラスで)
![ヤッパ旨い](https://www.douyukai.jp/wp-content/uploads/2016/09/87a58df21e53b967f3deafc8aafe3b0d.jpg)
ヤッパ旨い
そして、昼食はお目当ての「うに丼&浜鍋」とのご対面。お女将の話では、うにが溶けないように食べる直前に盛る、そのタイミングを大事にしているとのこと。「細やかな配慮がうれしいですな」と山本さん。地元ならで はの新鮮で甘く、しかもご飯が見えないほどの大盛り。うに丼様をおなかに収め一同感激、満足感に包まれる。「へ~、道産子でもウニの味に感激するんだ」と感心している高橋会長。
![名勝 曇天の島武意海岸](https://www.douyukai.jp/wp-content/uploads/2016/09/bf5d59359cb41a970d204ef5e8e6b9dc-e1473211210835.jpg)
名勝 曇天の島武意海岸
さー、「日本の渚百選」にも選ばれた「島武意海岸」を見に行こうとトンネル(狭く、暗い)を抜けて向かうが、残念ながら曇天のため自慢の積丹ブルーはまたのお楽しみに。
最終目的地の神威岬で、やはり、雨が落ち始め、この旅も終盤ということに相成った。手にした江部さんの愛機オリンパスカメラのシャッター音も心持ち湿りがち。よくぞ天気がここまで持ったものだと感謝。 (北海道同友会 中村俊治 記)
![(左から)山本、高橋、野沢、中村、今井、江部、滝口](https://www.douyukai.jp/wp-content/uploads/2016/09/893e778489bc098faf631451fcbe6a3e.jpg)
(左から)山本、高橋、野沢、中村、今井、江部、滝口