第52回散策会 寛永寺と寒牡丹

1月26日(土)大寒の最中でしたが15名が最寄りのJR鶯谷駅に集合し、まずは東叡山寛永寺を目指します。

寛永寺は寛永2年(1625年)に天海大僧正により建立された、徳川将軍家の菩提寺ですが、幕末の上野戦争で上野山の広大な境内は大部分が上野公園となり、今は根本中堂などを残すのみです。

寛永寺で薬師如来像を拝顔した後、黒田記念館で黒田清輝の資料を見学、東京芸術大学の構内を抜け、東京国立博物館の前を通り、上野東照宮牡丹苑に向かいます。

上野東照宮は徳川家康を神として祭った神社で、一般的には桜の名所ですが、牡丹苑も有名です。冬のこの時期は約200株の寒牡丹が栽培され、牡丹以外にも水仙や紅梅、三椏の花など見所も多く沢山の来苑者がありました。

夕方近く天気も強い北風に変わり、上野の山から不忍池に下り、荒涼とした枯蓮の光景を見ながら池を巡り、今日の散策会を終了しました。

最後は恒例の懇親会、西郷さんの銅像の下にあるビアホールで、暖かい料理と酒で歓談し解散しました。

次回は3月30日(土)野川公園を予定しています。

興味のある方は同友会事務局に連絡ください。

(蓮尾碩才 記)

 

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