近代文学の浪漫が薫る、文豪・森鴎外の旧宅にて旧交をあたためる! 北海道同友会 高橋憲二

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写真は左から、須賀、三宅、大平、藤原、高橋

文月は22日、加賀の国の住人大平敏さんと小生(自称:蝦夷地代官)が上京する機会にあわせて東京同期会(44年入社組)が武蔵の国で開催。

そして、二次会と今夜のお宿は幹事長代理の須賀弘さんのお世話で、上野の杜水月ホテル鴎外荘へ。明治の文傑・森鴎外に思いを馳せ熱く夜の更けるまで、缶ビールとつまみで質素に語り合う五人組でありました。(この日、江戸の町は梅雨明けとか)最近、合唱団(何処かは聞き忘れ)の団長に就任した藤原一俊さんはよくこの旧邸を使うとか、さすが粋筋。翌朝は檜の湯船(天然温泉)で身を清め、揃って旧邸内を散策。鴎外が暮らした日本の間に足を踏み入れ、ほー、ここであの名作「舞姫」が執筆されたのかと(柄にもなく)感慨深そうな三宅真一氏。

京料理を熟知した腕利きの板さんが、旬の素材を吟味して真心をこめ造り上げた季節感あふれる逸品を味わさせてもらう。(但し朝食のみなのが心残り)

かくして、下町・上野の杜に今も残る和の趣と風情の中にくつろぎのひと時を味わって、満足顔でお宿を後にしたのでありました。(レポーター 高橋憲二)

 

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