現代大学風景  関東甲信越 高田康之

5年前からいくつかの大学で聴講生として学んでいる。自分の時代との隔世の感をいくつか披露します。

1.授業風景・修学意識は今の学生は格段に高い、代返が効き、単位のとりやすい授業を意識的に探し、アルバイトや麻雀に熱心であった自分を恥じる。今や学生証は磁気化されており、出席チェックはハンディーカード読み取り機対応が多い。
先生の授業言葉は丁寧ではあるが、居眠りや私語、携帯使用にはカミナリを落とす。(厳しい)休講はたまにあるが必ず代講はある。

2.学食風景・大半はラウンジやレストランの雰囲気・値段は安価・某国立大学には有名イタリアンレストランもある、コンビニは当たり前、某私大には著名コーヒーショップもある。校外は著名外食産業が多い。なつかしき食堂はほとんど淘汰されている。

3.楽しみ・担当教授はリタイア後の修学は高齢化社会の歓迎すべき姿とおだててくれる。20歳前後の学生との雑談や茶会は心を洗われる。4、その他・校内の看板やポスターの量は相変わらずであるが政治色強い看板はほとんど見当たらず、隔世の感は否めない。学生時代の不勉強を取り返し新たな発見を求めしばらくは疑似学生を継続したいと思っている。

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